学問上の態度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 02:22 UTC 版)
東京大学で河合栄治郎に師事。同大学で戦前より近代経済学を研究していた数少ない経済学者。ワルラスとヒックスの理論の日本における先駆的研究者として有名。独自に行なっていたリアプノフ関数を用いた競争均衡の安定性分析と非線形微分方程式を用いた景気循環分析は、後に海外で再評価される。戦後は純粋理論の研究に加え、ときには公害問題を経済学の立場からどう考えるかなども論じつつ、近代経済学の普及と建て直しに多大な貢献をした。
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