孔有徳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/31 02:55 UTC 版)
孔 有徳(こう ゆうとく、? - 1652年)は、中国明末清初の軍人。明の武将であったが、1631年、清の太宗ホンタイジの大凌河城攻撃の際に清軍に降伏。以後、清の中国平定に活躍。1646年、その功績により、定南王に封じられる。広西に、呉三桂の平西藩(雲南・貴州)、尚可喜の平南藩(広東)、耿仲明の靖南藩(福建)のいわゆる三藩に匹敵する勢力の定南藩を築く。しかし、1652年、桂王朱由榔追撃の際に明将李定国のために自害。その勢力は娘の孔四貞と女婿の孫延齢に継承された。
- 1 孔有徳とは
- 2 孔有徳の概要
- 孔有徳のページへのリンク