娘キャリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 04:17 UTC 版)
「キャロライン・アリス・エルガー」の記事における「娘キャリス」の解説
キャリスは第一次世界大戦開戦時には応急処置の訓練を受け、その後1915年からは政府の検閲部門で翻訳の仕事をしていた。 母のアリスがこの世を去るひと月前に自宅に戻ってきたキャリスであったが、ミューレンで過ごした休暇中にサミュエル・ブレークというサリーで農業を営む年上の男性に出会っていた。母は秘密に感づいていたものの、キャリスは彼女には話さなかった。1年後、父の同意を得て彼らは婚約する。2人が結婚したのは1922年1月のことで、彼女はキャリス・エルガー・ブレークと名乗るようになった。彼らの間に子どもはいない。 母の死後、キャリスは父を支えることに身を投じるようになった。1934年にエルガーが死去すると、彼女はエルガー生誕地博物館の設立に携わる。サミュエル・ブレークは1939年に永眠、キャリスは1970年7月16日にブリストルで生涯を終えた。彼女の葬儀は両親が眠るリトル・モルヴァーンのSt. Wulstan's Churchで行われ、7月30日にはロンドンW1、マウント・ストリートにあるファーム・ストリート教会で記念礼拝が執り行われた。
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