好塩基球および好酸球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 05:08 UTC 版)
詳細は「好塩基球」および「好酸球」を参照 好塩基球と好酸球は、好中球に関連する細胞である。病原体に遭遇して活性化されると、ヒスタミンを放出する好塩基球は、寄生虫に対する防御に重要な役割を果たすと共に、喘息等のアレルギー反応にも関与する。活性化された好酸球は、様々な毒性の高いタンパク質やフリーラジカルを分泌し、寄生虫を殺すのに非常に有効であるが、アレルギー反応の際に組織を損傷する事もある。従って、好酸球による毒素の活性化と放出は、不適切な組織破壊を防ぐ為に厳密に制御されている。
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