奥州南部家へ伝来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:41 UTC 版)
売りに出された本作は、その後陸奥国南部藩藩主である南部行信の許に渡る。なお、南部家へ伝来する経緯には諸説あり、南部家の側用人である赤沢某が直接150両で買いあげたとも、刀剣の鑑定・研磨を家業とする本阿弥光秀がある商人より買い上げたとも言われている。福永は、赤沢某が本阿弥家で鑑定を学んでいたという経緯から、赤沢某が本阿弥家を通じて購入したものとしている。赤沢より本作を入手したという報告を受けた行信は、よくやったと赤沢を賞賛し、本作を藩で買い上げて赤沢には褒美が与えられた。
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