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夾谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/25 07:30 UTC 版)

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夾谷
各種表記
繁体字 夾谷
簡体字 夹谷
拼音 Jiágǔ
注音符号 ㄐㄧㄚˊㄍㄨˇ
ラテン字 Chiagu
広東語発音: Gaap3guk1
上海語発音: Kah4koh4, Gah4koh4
台湾語白話字 Kiap-kok
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夾谷(きょうこく)は、中国の古い地名、または漢姓のひとつ。

地名

紀元前500年に景公定公が会合を行った「夾谷の会」でその名が知られる。『春秋左氏伝』ではその地を「祝其」と書く。現在のどこにあたるかははっきりしないが、顧炎武によれば現在の山東省莱蕪または淄川にあたる[1]

『春秋左氏伝』定公十年、『史記』孔子世家、『孔子家語』相魯などに記すところによると、この会合において斉側はの夷狄に武器を持たせて魯を脅したが、定公側の代表である孔子がこれにひるまず、結局斉は魯に奪った土地を返したという。

夾谷(きょうこく)は漢姓のひとつ。『百家姓』の455番目。

女真の姓であり、『金史』および『元史』に夾谷姓の多くの人名が見える。

現在ではきわめてまれな姓である。

脚注

  1. ^ 顧炎武日知録』巻31・夾谷。



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