天神橋_(魚津市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 天神橋_(魚津市)の意味・解説 

天神橋 (魚津市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/19 15:58 UTC 版)

天神橋
基本情報
日本
所在地 富山県魚津市東尾崎 - 同市立石
交差物件 片貝川
用途 道路橋
路線名 富山県道128号阿弥陀堂魚津停車場線
着工 1959年昭和34年)
開通 1963年(昭和38年)1月11日
構造諸元
形式 RCT(コンクリート)桁橋
全長 162 m
6 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

天神橋(てんじんばし)は、富山県魚津市片貝川に架かる富山県道128号阿弥陀堂魚津停車場線の橋である。魚津市街と天神地区および西布施地区を結ぶ重要な橋となっている[1]

概要

同橋の架橋前の明治時代以前は川越えを行っており、仮橋はあったが流失を繰り返していた。1900年(明治33年)の路線変更とともに架橋の必要性が大きくなり[2]1907年(明治40年)4月に長さ90間(約164m)の橋が作られ[3]1931年昭和6年)9月に延長163m、幅員5mの木桁橋に改良された[4][2]

その後、1952年(昭和27年)6月29日から同年7月1日にかけての豪雨に伴う水害で橋が一部流失する被害を出した[5]。また、この頃には腐食が進んだことから 、破損の程度も大きく、降雨による出水の度に交通制限など不便をきたしたため、地元民が橋の架け替えを関係方面へ強く要望していた。結果、1959年(昭和34年)より架け替えに着手し、1963年(昭和38年)1月11日、魚津市立天神小学校[注 1]にて竣功祝賀式が行われた。事業費は5,640万円[1]

1969年(昭和44年)8月には、集中豪雨により被害を受けた[6]

1996年(平成8年)4月17日、富山県が約2億5千万円をかけて1992年度から工事を行っていた歩道橋が竣工した[7]

諸データ

脚注

注釈

  1. ^ 現在は統合により魚津市立吉島小学校を経て、魚津市立清流小学校

出典

  1. ^ a b c d e 『魚津市広報 第198号』(1963年2月15日、魚津市役所発行)1頁『永久橋に生まれかわつた "天神橋" -観光開発にも一役-』より。
  2. ^ a b 角川日本地名大辞典 16 富山県』(1979年10月8日、角川書店発行)558ページ
  3. ^ 『魚津市史 下巻 近代のひかり』(1972年3月25日。魚津市役所発行)392 - 393頁。
  4. ^ 『魚津市史 下巻 近代のひかり』(1972年3月25日、魚津市役所発行)394ページ。
  5. ^ 『魚津市広報 魚津市水害特報』(1952年7月5日、魚津市役所発行)2頁。
  6. ^ 『飛翔 JAうおづ 発足50周年記念誌』(2016年4月1日、魚津市農業協同組合発行)21ページより。
  7. ^ 『広報うおづ 第606号』(1996年5月1日、魚津市発行)13頁『天神橋歩道橋完成』より。
  8. ^ FR16:川を渡る橋・富山県(2023年7月29日閲覧)

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  天神橋_(魚津市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天神橋_(魚津市)」の関連用語

天神橋_(魚津市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天神橋_(魚津市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天神橋 (魚津市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS