天狗山 (小樽市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 天狗山 (小樽市)の意味・解説 

天狗山 (小樽市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 01:02 UTC 版)

天狗山
天狗山
標高 532.5 m
所在地 日本
北海道小樽市
位置 北緯43度10分06.2秒 東経140度58分11.3秒 / 北緯43.168389度 東経140.969806度 / 43.168389; 140.969806座標: 北緯43度10分06.2秒 東経140度58分11.3秒 / 北緯43.168389度 東経140.969806度 / 43.168389; 140.969806
天狗山の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示

天狗山(てんぐやま)は、北海道小樽市にあるである。標高532.5m[1]。市の中心部より南西に位置し、山麓の小樽天狗山スキー場と山頂のやや下までは小樽天狗山ロープウェイが結んでいる[1]。展望台からは夜景を含めて眺望を楽しめ[1]、小樽市民や観光客からリゾート地として親しまれている。

山岳信仰の場でもあり、山中には四国八十八箇所を模した巡礼霊場神社、石碑がある[1]

名称の由来

由来はいくつかの説があり、有力なものに以下の3説がある。

  1. 山中に天狗火(火や煙など)が見え、天狗が棲んでいると言われた。
  2. 山や岩の形が天狗に似ていた。
  3. 東北地方日本海側から移住してきた人々が、故郷の天狗山を想って名づけた。

他にも多数説があり、はっきりとしていない。

観光地として

天狗山から見る小樽市街地

山頂の展望台から小樽市街と、天候が良い昼間は石狩湾対岸、左手には積丹半島、右手には夕張山地まで見渡すことできる。特に夜景は「北海道三大夜景」の一つとして謳われている(他の二つは函館山藻岩山[1]

山麓と山頂の間はロープウェイ小樽天狗山ロープウエイ)で結ばれているほか、観光道路も整備され夏季なら乗用車で山頂まで登ることも可能。さらに登山道もある。

夏は山頂のスライダー、シマリス公園などの屋外施設も充実している。また、観光道路の中腹にはキャンプ場「おたる自然の村」も整備されている。

山麓・山頂にはレストランもあり、山麓には「ザ・グラス・スタジオ イン オタル」や数軒の宿泊施設が用意されている。また、山頂には「小樽スキー資料館」と日本全国から収集した約700点もの天狗の面を展示した「天狗の館」が併設されている。

アクセス

JR小樽駅より北海道中央バスおたもい営業所)、「天狗山ロープウェイ」バス停下車。

脚注・出典

  1. ^ a b c d e 【わがマチ イチ押し】天狗山(小樽市)絵画的 街と港の風景『読売新聞』朝刊2021年7月2日(北海道面)

関連項目

  • 天狗山(曖昧さ回避のためのページ)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天狗山 (小樽市)」の関連用語

天狗山 (小樽市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天狗山 (小樽市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天狗山 (小樽市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS