天満社の祭礼
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有松の氏神である有松天満社は、1798年(寛政10年)に有松の絞り業者の寄進によって創建された。その祭礼行事は、かつては絞り商人の祭であり、3両の山車の建造や祭り運営の費用もほぼ全額を絞り商人が負担した。20世紀後半においては、町全体の合議によって地区民全体の祭として運営されているが、有松の絞り問屋20軒あまりが私財を投じた傘鉾を手に参列し、馬の手綱や御幣や鈴も有松絞りに彩られ、山車をひく曳子全員が有松絞りの揃いの浴衣に身を包む、絞りの町ならでは祭礼が受け継がれている。
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