天日採塩法(天日塩田)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:20 UTC 版)
海水・塩湖などの塩分を含んだ水(鹹水)か メキシコやオーストラリア西部など、砂漠と海岸が接する地帯に設けられることが典型的であり、メキシコのゲレロネグロに世界最大のものがある。 ほかに、アメリカ・ユタ州のグレートソルト湖のように、塩湖を利用したものもある。同湖では、海水の7倍という濃さの湖水を導き入れ、太陽光の吸収量を増すための青緑色の色素を加えた上で天日で蒸発させている。 工業塩の生産はこのような塩田・塩湖による方法が多い。なお日本の工業塩の年間需要は約740万トンであり全量を輸入している。
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