天平_(ひとくち餃子)とは? わかりやすく解説

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天平 (ひとくち餃子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/31 05:17 UTC 版)

株式会社大喜
種類 株式会社
本社所在地 日本
530-0033 
大阪府大阪市北区池田町9-16
三和エコーハイツ 1F
設立 2013年3月21日
(1955年創業)
業種 食料品
法人番号 8120001176241
事業内容 ひとくち餃子の製造及び販売
自社製品の通販事業 
代表者 代表取締役 浦上剛
資本金 5000万円 
従業員数 6名
外部リンク https://www.tenpei.jp/
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天平(てんぺい)は、株式会社大喜が運営する大阪市北区曽根崎新地(北新地)に本店を置く餃子専門店。ひとくち餃子の製造販売を行っており、「大阪ひとくち餃子の発祥店」として知られている。

概要

北新地にまだ飲食店が少なかった昭和20年代後半頃、創業者・浦上恵美子が「庶民的な食事ができる店を」と思案を繰り返していたところ、知人たちから餃子という食べ物があると聞き試作を始め、試行錯誤の末に完成、1955年(昭和30年)に「天平」を創業した。

創業者の手が小さく簡単に作るために、「包む」という餃子から「折り合わす」という餃子に改良したことで、できあがった餃子は一口サイズと小さく、またニンニクを使わないシンプルなものとなった。このシンプルさが花街で働く女性たちの間で「匂いを気にせず、食べやすい」と評判になり、北新地の関所と言われるほどにぎわった。

大阪ひとくち餃子の代表的なスタイルである、餃子の付け合わせに「胡瓜の浅漬け」という形を生み出したのも創業者であった。

創業当初は、お茶漬け・おでんなどのメニューもあったが、餃子一本に絞り「餃子専門店」へと進化していった。また、創業者はアルコールが飲めなかったためアルコール類は置かずに餃子と漬け物で商いを続けていたが、客からの要望が多くビールだけ取り扱うことになる。メニューには無いが、現在では日本酒・ウーロン茶・サイダー・ノンアルコールビールも、扱っている。

客からの要望が増えたため、2005年(平成17年)北区天満に工房を開設して通信販売を開始、大阪ひとくち餃子発祥店天平の餃子を全国で食べられるようになった。

とんねるずのみなさんのおかげでした」の「芸能人御用達お土産ベスト20 inデパ地下 2006春の大盤振る舞いSP」で、7位に選ばれた[1]

歴史

  • 1955年(昭和30年)、北新地にて創業。
  • 1959年(昭和34年)、メニューを餃子のみに絞り、餃子専門店として営業をはじめる。
  • 1969年(昭和44年)、現在の所在地に移転。
  • 1983年(昭和58年)、店舗を改装し現在に至る。
  • 2005年(平成17年)、北区天満に工房を開設し、通信販売を開始する。

所在地

  • 北新地本店 大阪市北区曽根崎新地1-8-12
  • 大阪天満店・餃子工房天平 大阪市北区池田町9-16

交通

脚注

参考文献

関連項目

  • ひとくち餃子
  • 東幹久 - 「とんねるずのみなさんのおかげでした」に出演した際「新・食わず嫌い王決定戦」のお土産として持参するなど、テレビ番組でおすすめとして紹介している。

外部リンク


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