大阪ラプソディーとは? わかりやすく解説

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大阪ラプソディー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 13:56 UTC 版)

「大阪ラプソディー」
海原千里・万里シングル
初出アルバム『大阪ラプソディー』
B面 天満エレジー
リリース
規格 7インチレコード
SV-1282
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター音楽産業
作詞・作曲 山上路夫(作詞)
猪俣公章(作曲)
チャート最高順位
  • 週間24位(オリコン
  • 1976年度年間95位(オリコン)
海原千里・万里 シングル 年表
初恋日記
(1974年)
大阪ラプソディー
1976年
黄昏のパラダイス
(1976年)
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大阪ラプソディー」(おおさかラプソディー)は、1976年2月25日に発売された海原千里・万里の3枚目のシングル。

解説

表題曲は、大阪の街の見どころに触れつつ、恋人同士の心情をも描いた作品である。曲中には御堂筋道頓堀戎橋法善寺など大阪の名所がいくつも織り込まれている。このシングルは40万枚[1]程の売り上げがあった。

オリコン週間シングルチャートでは最高24位。これは、女性のお笑いタレントが単独で発売したシングルとしては、2012年に渡辺直美(白鳥美麗名義)の「ピカル 恋がしたい」が同チャートで10位を記録するまで、オリコン史上最高位の記録であった[2]

歌のメインパートは、海原千里が歌い、サブは万里が歌っている。

楽曲の演奏には明治大学マンドリン倶楽部が参加している。

千里・万里は1977年に解散したが、その後千里は上沼恵美子として芸能界に復帰しており、主婦となった姉万里とともに本曲を披露する機会も多い。また毎年年末に放送されているNHK『わが心の大阪メロディー[注釈 1]ではリクエストの多い楽曲のひとつとなっており、番組のトリに披露される機会も多い。

上沼が2005年にリリースしたシングル『泡盛心中/大阪ラプソディー』でセルフカバーしている。

上沼は当時のレコーディングについて、LPで十何曲録音することになって、万里が「私は歌手ちゃう」とスタジオを飛び出し、作曲の猪俣公章が走って追いかけたこともあったと回顧している[3]。また、レコーディングのギャラ印税が共に0円だったことを明かしている[3]

収録曲

A面

  1. 大阪ラプソディー (3分6秒)

B面

  1. 天満エレジー (3分35秒)

カバー

脚注

注釈

  1. ^ 上沼は2001~2013年・2019年以降に司会を担当。

出典

  1. ^ 産経新聞』1994年12月12日付東京夕刊
  2. ^ 【オリコン】渡辺直美、歌手デビュー作10位 女性お笑い初のTOP10、ORICON NEWS、2012年3月27日 04:00。
  3. ^ a b 昭和ヒットソングの印税がまさかの「0円」上沼恵美子がぼやき「何にももらってない」”. ENCOUNT (2024年3月4日). 2024年3月5日閲覧。

関連項目




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