大野の語彙法則
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大野の語彙法則(おおののごいほうそく)あるいは単に大野の法則(おおののほうそく)とは、日本の国語学者、大野晋が1956年に発表した、日本の9古典作品の品詞の構成比に関して見出した統計的法則[1]。
大野の語彙法則(原版)

万葉集と源氏物語の名詞、動詞、形容詞、形容動詞、その他の百分率をグラフに目盛り、名詞、動詞、形容詞の万葉と源氏の値を端点として各々を結ぶと、名詞は単調減少の直線となり、他は単調増加の直線となる。ここに、他の七作品の百分率を、上記と同一のグラフの上に目盛ると、その各点は上記の三直線上に、ほぼ垂直に並ぶ[1]。
水谷静夫による大野の語彙法則(改訂版)
任意の3作品甲・乙・丙の語彙での名詞構成比を
大野の語彙法則(原版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 03:08 UTC 版)
「大野の語彙法則」の記事における「大野の語彙法則(原版)」の解説
万葉集と源氏物語の名詞、動詞、形容詞、形容動詞、その他の百分率をグラフに目盛り、名詞、動詞、形容詞の万葉と源氏の値を端点として各々を結ぶと、名詞は単調減少の直線となり、他は単調増加の直線となる。ここに、他の七作品の百分率を、上記と同一のグラフの上に目盛ると、その各点は上記の三直線上に、ほぼ垂直に並ぶ。
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