大邱広域市地下鉄公社1000系電車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 韓国の電車 > 大邱広域市地下鉄公社1000系電車の意味・解説 

大邱広域市地下鉄公社1000系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/18 02:57 UTC 版)

大邱広域市地下鉄公社1000系電車
111編成
基本情報
製造所 韓進重工業
主要諸元
編成 6
軌間 1,435 mm
最高運転速度 80 km/h
設計最高速度 100 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
全長 18,000 mm
全幅 2,750 mm
主電動機出力 250kw
駆動方式 WNドライブ
制御装置 シーメンスGTO-VVVF
タウォンシスIGBT-VVVF
テンプレートを表示

1000系電車(1000けいでんしゃ)は、1997年11月26日の開業に併せて営業運転を開始した大邱交通公社(旧大邱広域市地下鉄公社、大邱都市鉄道公社1号線通勤形電車である。

概要

1996年~1997年に落成。すべての車両が韓進重工業で製造された。

2003年2月18日に起きた中央路駅での放火事件を受け、1000系電車はもちろん韓国の地下鉄車両すべてに不燃化工事が施工された。この事件の影響で2編成が廃車となったが、被災車両のうち3両が大邱市内にある「大邱市民安全テーマパーク」に保存されている。

2018年と2024年に路線延伸が行われたが、もともと導入した車両数が多く、延伸後の運用も十分な車両数であったことから、延伸に合わせた増車は行われていない[1]。また、本車両は導入から26年以上が経過しているが、車両品質が良好なため2035年までの運行が可能となっている[2][3]。2035年には、車両の置き換えに加えて、新型の保安装置「KTCS-M」に切り替えられる[4]

編成別 搭載VVVF

シーメンスGTO-VVVF
102~108, 110~117, 119~123, 125~129, 131~135編成

2017年に101編成がタウォンシス製IGBT-VVVFに機器更新されたのを皮切りに、以下の編成にも機器更新が施工された。

タウォンシスIGBT-VVVF
101, 109, 124, 136編成

編成

現在は、6両で1編成で運行されている通勤形電車であり、今後8両化される計画がある。[5]

客車番号 搭載された電装品
11XX Tc1
12XX M1
14XX T1
16XX M1
17XX M2
18XX Tc2

脚注

  1. ^ 대구지하철 연장할때마다 증차안하는이유 - 모노레일 마이너 갤러리” (朝鮮語). gall.dcinside.com. 2024年11月18日閲覧。
  2. ^ 기자, 정창오. “26년 된 대구도시철도 1호선 전동차…13년간 더 'OK'” (朝鮮語). n.news.naver.com. 2024年11月18日閲覧。
  3. ^ 韓国の多くの鉄道車両は法耐年数25年到達後に置き換えるケースが多い。
  4. ^ 기자, 장병극 (2023年10月10日). “대구 1호선 무인운전시스템 도입 추진...2035년 목표” (朝鮮語). 철도경제신문. 2024年11月18日閲覧。
  5. ^ 대구도시철도공사 - 공사현황 - 시설장비현황 - 차량

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  大邱広域市地下鉄公社1000系電車のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大邱広域市地下鉄公社1000系電車」の関連用語

大邱広域市地下鉄公社1000系電車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大邱広域市地下鉄公社1000系電車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大邱広域市地下鉄公社1000系電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS