大邱市民運動場野球場とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 競技場 > 韓国の野球場 > 大邱市民運動場野球場の意味・解説 

大邱市民運動場野球場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 20:42 UTC 版)

大邱市民運動場野球場
대구시민운동장야구장

(サムスン・ライオンズの本拠地時代)
施設データ
所在地 大邱広域市北区古城路191(古城洞3街)
座標 北緯35度52分53秒 東経128度35分11秒 / 北緯35.88139度 東経128.58639度 / 35.88139; 128.58639座標: 北緯35度52分53秒 東経128度35分11秒 / 北緯35.88139度 東経128.58639度 / 35.88139; 128.58639
開場 1948年4月20日
所有者 大邱広域市
グラウンド 人工芝
使用チーム • 開催試合
サムスン・ライオンズ(1982年~2015年)
収容人員
グラウンドデータ
球場規模 両翼 - 98 m (約 321.5ft)
中堅 - 120 m (約 393.7 ft)
フェンス 3 m (約9.8 ft)

大邱市民運動場野球場(テグしみんうんどうじょうやきゅうじょう、대구시민운동장야구장)は韓国大邱広域市にあった野球場韓国プロ野球サムスン・ライオンズが本拠地としていた。

1948年完成、1981年に改修された。1982年に韓国プロ野球が発足すると三星ライオンズの本拠地球場となった。近年は老朽化が激しく、球場内の鉄骨にひびが見つかったことから観客席に倒壊のおそれがある。そのため、大邱広域市は新スタジアム(大邱地下鉄2号線大公園駅近くに位置)の大邱サムスン・ライオンズ・パークを建設し、2016年シーズンから利用している[1]。なお新球場の建設費の一部はサムスングループも出資した。

当面の対策として2006年のシーズン終了後にわずかではあるが再度の改修をほどこされた。人工芝を拭きなおし、それまで存在していたラッキーゾーンが撤去されて外野が広くなった[2]。なお、2009年より座席のリニューアルが行われた。

収容人員10,000人と韓国プロ野球各球団の本拠地球場で最も少ない。そのため、プロ野球人気が高まった2010年代からは土日・祝日のサムスン・ライオンズの主催試合は入場券完売となることもあった。

拡張前は外野フェンスまでの距離が公称より短いという疑いもあり、韓国プロ野球の球場で一番ホームランが出やすい球場と評されていた。

韓国における1シーズンのホームラン記録を持っているイ・スンヨプが三星ライオンズに在籍していた間は、さらにラッキーゾーンも存在していた。2003年最終戦で放った56号も外野フェンスに当たってこのラッキーゾーンに落ち、打ち上げ花火の設置をするなど記念イベントの準備をしていた職員によって拾われた(その後、ホームランボールは球団に寄贈された)。

こうしたことから、イ・スンヨプは2003年シーズンに56本の本塁打を記録したものの、オフにアメリカ球界からはマイナー契約のオファーしかなかった。

2015年10月2日、最後のプロ野球公式戦としてサムスン・ライオンズKTウィズの試合が行われ、盛大なセレモニーが開かれた。同年10月26-27日、この野球場における最後のプロ野球・韓国シリーズも開催された。

プロ野球の本拠地として利用されなくなってから、周囲の体育施設とともに観客席の大幅撤去などリニューアル工事が進められた。2018年3月より、アマチュア専用の野球場として利用されている。

スタジアムのダッグアウト

サムスン・ライオンズの本拠地だったころは、サムスンが3塁側を使用し、ビジターチームが1塁側を使用していた。

脚注

前本拠地:
初本拠地
-
サムスン・ライオンズの本拠地
1982 - 2015
次本拠地:
大邱サムスン・ライオンズ・パーク
2016 -




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大邱市民運動場野球場」の関連用語

大邱市民運動場野球場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大邱市民運動場野球場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大邱市民運動場野球場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS