大岡信ことば館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大岡信ことば館の意味・解説 

大岡信ことば館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 02:48 UTC 版)

大岡信ことば館
Ooka Makoto Kotoba Museum
施設情報
専門分野 詩人である大岡信の業績紹介
開館 2009年
所在地 411-0033
静岡県三島市文教町1-9-11 Z会文教町ビル1・2階
位置 北緯35度7分38.6184秒 東経138度54分43.9848秒 / 北緯35.127394000度 東経138.912218000度 / 35.127394000; 138.912218000座標: 北緯35度7分38.6184秒 東経138度54分43.9848秒 / 北緯35.127394000度 東経138.912218000度 / 35.127394000; 138.912218000
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

大岡信ことば館(おおおかまことことばかん)は、詩人である大岡信の業績を紹介する、静岡県三島市にかつて存在した文学館である。地元を本部とする受験産業のZ会がスポンサーとなっていた。2017年11月26日をもって閉館した。収蔵品は明治大学などに寄贈された。

設立

朝日新聞折々のうた』の編者としても有名な、三島市出身の詩人である大岡信の業績を紹介するために2009年に設立された。地元を本部としているZ会がスポンサーとなっており、入居している建物もZ会文教町ビルである。館長は造形家の岩本圭司であった[1]

活動

常設展示

大岡の著書や、自身が集めた文献資料などを常設展示した。

特別展

出版

  • 季刊 大岡信ことば館便り『ことばのしごと』
  • 単行本 『大岡信 年譜』、『大岡信 書誌』、『大岡信 あとがき集』

アクセス

静岡県三島市文教町1-9-11に位置した。JRならびに伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅北口から徒歩1分ほどであった。

利用情報

月曜日(月曜が祝休日の場合は開館し、翌日休館)、 展示入替期間、メンテナンス期間、年末年始。展示入替時期には常設展も閉鎖した。

収蔵品

大岡信ことば館が所有する大岡の旧蔵書約15,000冊は、2017年1月、明治大学図書館に寄贈された[4]。また2018年3月には、大岡の旧蔵書や原稿、書斎机や椅子、書架、美術品等が増進会出版社より明治大学図書館に寄贈された[5]。大岡の美術コレクションは2022年に明治大学から横浜美術館に寄贈された[6]。展示品の一部は神奈川近代文学館に寄贈された[7]

出典

  1. ^ 館長からのメッセージ | 大岡信ことば館 – Z会”. kotobakan.jp. 2017年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月22日閲覧。
  2. ^ 新海誠展 ―きみはこの世界の、はんぶん。― | 大岡信ことば館 – Z会”. kotobakan.jp. 2014年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月22日閲覧。
  3. ^ ますむらひろしが描く宮沢賢治の世界 | 大岡信ことば館 – Z会”. kotobakan.jp. 2017年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月27日閲覧。
  4. ^ 図書館年次報告書2016年度 図書館の動き” (PDF). 明治大学図書館. 2025年5月10日閲覧。
  5. ^ 図書館年次報告書2017年度 図書館の動き” (PDF). 明治大学図書館. 2025年5月10日閲覧。
  6. ^ 令和4年度 第1回 横浜市美術資料収集審査委員会 会議録” (PDF). 2025年5月10日閲覧。
  7. ^ 古今の言葉と戯れた大岡信の足跡、神奈川近代文学館で 初公開資料も:朝日新聞”. 朝日新聞 (2025年4月4日). 2025年5月6日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大岡信ことば館」の関連用語

大岡信ことば館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大岡信ことば館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大岡信ことば館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS