大塔宮社・雛鶴社
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「冨士山下宮小室浅間神社」の記事における「大塔宮社・雛鶴社」の解説
祭神:大塔宮護良親王・雛鶴姫 例祭:5月10日(桂樹祭) 境内、桂の御神木に祀られており「大塔宮桂之古跡」とも称し、「お桂さん」としても親しまれている。 南北朝時代、騒乱で討たれた大塔宮護良親王の首級を雛鶴姫が負って落ちのび、桂の御神木の根元に葬ったと古文書等で伝わる。 古文書の一つは、建武2年(1355年)9月23日清和天皇遠孫某よりの祈請書の写し(原書は所在不明)で、下宮浅間の社地にある桂の神木の元に護良親王の首級を葬ったので、新羅三郎義光像を刻んで奉納し密かに護良親王として神木と共に祀る事を望むと記されている。 桂の御神木は樹齢約800年で富士吉田市天然記念物に指定されている。
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