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大伴男人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/30 07:22 UTC 版)

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大伴男人
時代 飛鳥時代 - 奈良時代
生誕 不明
死没 不明
官位 従四位下長門守
主君 持統天皇文武天皇元明天皇元正天皇
氏族 大伴氏
父母 父:大伴馬来田
兄弟 道足男人
小室
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大伴 男人(おおとも の おひと)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族内大紫位大伴馬来田の子とする系図がある。官位従四位下長門守

経歴

持統天皇7年(693年)内蔵允を務めていた際、坐贓(不当に財物を得る罪)の罪により位階を二階下げられ、典鑰の置始大伯菟野大伴(いずれも降階は一階)とともに解官された[1]。罪状は明らかでないが、内蔵寮の倉庫から官物を盗んだものとみられる[2]

その後、従五位下叙爵ののち、大宝3年(703年大倭に任ぜられる。和銅元年(708年衛門督を経て、和銅6年(713年)従五位上から二階昇進して正五位上に、和銅8年(715年)従四位下と元明朝末にかけて昇進した。元正朝の霊亀3年(717年)に長門守に任ぜられて以降、六国史に動静に関する記録がない。

官歴

続日本紀』による。

系譜

脚注

  1. ^ 『日本書紀』持統天皇7年4月22日条
  2. ^ 森田悌『天武・持統天皇と律令国家』
  3. ^ a b 鈴木真年『百家系図』巻59,大伴宿禰

参考文献

  • 宇治谷孟『続日本紀 (上)』講談社学術文庫、1992年
  • 宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年



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