多腺性自己免疫症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:47 UTC 版)
複数の自己免疫性疾患を合併する病態として多腺性自己免疫症候群(poly glandular autoimmune syndrome、PGA)あるいは自己免疫性内分泌症候群(autoimmune polyglandular syndrome、PGA)がある。PGAは内分泌臓器を含め少なくとも2つ以上の臓器が自己免疫的な機序によって障害される症候群と定義される。このうち甲状腺疾患が関与するのは2型と3型である。 1型2型3型4型関連遺伝子 AIRE HLADR3/DR4 HLA? HLA? 発症 若年発症 中年期以降、女性に多い 主要構成疾患 アジソン病、副甲状腺機能低下症、カンジダ症 アジソン病、自己免疫性甲状腺疾患、1型糖尿病 自己免疫性甲状腺疾患 アジソン病 その他の合併症 白斑、脱毛症、自己免疫性甲状腺疾患、1型糖尿病、自己免疫性肝炎、悪性貧血、吸収不良症候群、萎縮性胃炎 白斑、性腺機能低下症、脱毛症、自己免疫性肝炎、悪性貧血、萎縮性胃炎 1型糖尿病、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、悪性貧血、ITP、重症筋無力症、白斑、脱毛、SLE、関節リウマチ、シェーグレン症候群 性腺機能低下症、白斑、脱毛、シェーグレン症候群
※この「多腺性自己免疫症候群」の解説は、「甲状腺疾患」の解説の一部です。
「多腺性自己免疫症候群」を含む「甲状腺疾患」の記事については、「甲状腺疾患」の概要を参照ください。
- 多腺性自己免疫症候群のページへのリンク