売り崩し

デジタル大辞泉

うり‐くずし〔‐くづし〕【売（り）崩し】

読み方：うりくずし

１ 大量の売り物を出し、相場を下落させること。

２ 特に、金融商品取引で、特定の銘柄について、現在の価格よりも安値で大量の売り注文を出すことにより、価格が下落しているように見せかけること。金融商品取引法で禁止されている相場操縦行為とみなされるおそれがある。→買い上がり

日本語活用形辞書

売り崩し

読み方：うりくずし

サ行五段活用の動詞「売り崩す」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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証券用語集

売り崩し

一度に大量の売り注文を出し、相場を人為的に下落させること。
特定銘柄の株価を人為的に下落させるためには、それ相当の資金が必要になります。なぜ売り崩しを行うのかと言うと、その対象となる銘柄を大量に保有したいという思惑が一方にあり、この特定銘柄の大量取得を行うために、まずはその銘柄に売りをしかけ、その売りに対して他の投資家からの売り注文が加わって、さらに株価が大きく下落するのを待っているのです。よほどの悪材料でもない限り、一時の大量売りで下落した株価は、やがて元の水準へと戻ります。したがって、保有したいと思っている銘柄をできる限り安く手に入れるため、このような売り崩しによって、一時的に株価の下げを狙うわけです。

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「売り崩し」の例文・使い方・用例・文例

• 売り崩しは不公正取引のうちの一つです。