壱岐海運とは? わかりやすく解説

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壱岐海運

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 10:15 UTC 版)

壱岐海運株式会社
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 日本
811-5135
長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦266-2
設立 1963年4月11日
業種 陸運業
法人番号 3310001010096
事業内容 貨物自動車運送事業
代表者 代表取締役 浜口政明
資本金 5,000万円
従業員数 24名
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壱岐海運株式会社(いきかいうん)は、長崎県壱岐市に本社を置く運送事業者である。

概要

社名が示すように、もともとは郷ノ浦港 - 博多港間で定期貨物船航路を運航する海運事業者であったが、輸送量の減少や乗組員確保の困難等から、減船の後、事故[1][2]を契機に2018年平成30年)までに自社航路の運航から撤退し、他社フェリー航路を利用するトラック輸送に転換した[3]。陸運事業者として長崎県トラック協会に加入している[4]

郷ノ浦港における九州郵船の貨物代理店業務も行っている。

昭和自動車の傘下となっていた時期もあったが[5]、2010年代に同社傘下を離れている。

本社・営業所

本社のある郷ノ浦港の貨物埠頭付近(2017年)。画面右側の臨港倉庫を壱岐海運が使用。その前から画面中央寄りに伸びる埠頭に停められている各種トラックも壱岐海運所属。

本社・福岡営業所は、自社航路が発着していた郷ノ浦港及び博多港の埠頭の公共臨港倉庫・附属事務棟に設置している。航路を運航していた当時から、本社・福岡営業所には集配用トラックを配置し、自社で集荷・配送を行っていた。自社航路の減船・撤退後、本社 - 福岡営業所間の輸送は、集荷した貨物をトラックに積載し、九州郵船などのフェリーで航送することにより行っている。

運航していた船舶

最盛時には、郷ノ浦港 - 博多港間で貨物船2隻による頻回運航を行っていた[3]

沿革

脚注

  1. ^ a b 2017年5月17日付壱岐新聞「男性機関長が死亡 第28壱岐丸が事故」
  2. ^ a b 平成30年3月7日付運輸安全委員会(海事専門部会)議決 船舶事故調査報告書
  3. ^ a b c 令和元年壱岐市議会定例会12月会議議事録pp.135-138
  4. ^ 公益財団法人長崎県トラック協会『会員名簿』(2021年12月20日閲覧)
  5. ^ a b c d 『会社総覧 未上場会社版 1995年版』 日本経済新聞社、pp.5415-5416



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