墓壙内の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/18 16:59 UTC 版)
1965年に住宅開発で消滅する前に発掘調査され、墳丘中央部において、南北に主軸を持つ長さ9m、深さ2mの墓壙が検出されている。墓壙基底部には小石を厚さ25cm前後に敷き詰め、 その上を厚さ1mの粘土で覆い、さらに その上にベンガラをひたした平織りの布を敷いたのち中央部に朱塗り割竹形木棺(長さ不明、径60cm)が安置されていた。棺の北に接して東西115cm、南北65cmの副室あるいは櫃のような施設が存在していた。
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