基礎の根入れ深さの不足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 03:58 UTC 版)
基礎の根入れ深さ(埋め込み深さ)は、ベタ基礎の場合12cm以上かつ凍結深度以上、布基礎の場合24cm以上なければならない。これは土を少なくとも12cm又は24cm以上掘らなければならないことを意味する。一般的には基礎の下に割栗石や捨てコンクリートを敷くので、それ以上掘らなければならないことになる。しかし、土の掘削手間や土の廃棄コストを省くため、根入れ深さが浅かったり、全く土を掘らないことがある。 このような欠陥住宅は、地震時に家が移動したり転倒したりしやすい。また、土の中の水分が凍結するたびに、家が基礎ごと持ち上がったりすることを繰り返し、徐々に家は変形・破損してゆく。
※この「基礎の根入れ深さの不足」の解説は、「欠陥住宅」の解説の一部です。
「基礎の根入れ深さの不足」を含む「欠陥住宅」の記事については、「欠陥住宅」の概要を参照ください。
- 基礎の根入れ深さの不足のページへのリンク