執筆に至るまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 09:33 UTC 版)
本作は、伊奈の漫画家としてのデビュー作である。そもそも伊奈は本連載の前まで漫画を描いたことがなく(ただし本人曰く「いたずら描き」レベルのイラストは時々描いており、渡辺の著書の挿絵を担当したこともある)、個人で運営していたブログ『妻の小言。』を見た講談社の編集者が連載を打診、急遽ミリペンやスクリーントーンの使い方を覚えて連載にこぎつけたという。 結婚前後に美術大学(通信制)の油絵科に通っていたが、デッサンが苦手で卒業後は絵を描いていなかった。そのため、「美大に行っていたなら絵も描けるだろう」という別冊マガジン編集者の予想を裏切って、当初はまったく漫画が描けなかった。連載前に、月一でネームを編集者に見せていたが、30ページ中1ページしか「これなら使える」というレベルに達していなかったという。
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