均衡の安定性とは? わかりやすく解説

均衡の安定性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 22:13 UTC 版)

需要と供給」の記事における「均衡の安定性」の解説

需要曲線供給曲線交点で決まる価格が「安定的」であるということは価格数量偶発的に均衡点を逸脱して市場メカニズム力学により均衡点に自動的に引き戻されということである。このような均衡を「安定的均衡」という。 逆に「不安定」であるという場合は、均衡点を逸脱したとき、価格数量均衡点から離れていってしまうメカニズムが働くことであり、このような均衡を「不安定的均衡」という。 ワルラス安定 - 供給量が需要量を超過した場合には価格下落需要量が供給量を超過した場合には価格の上昇によって、需要量と供給量の差が解消されるような関係になっていること。 マーシャル安定 - 供給価格需要価格超過した場合には数量減少需要価格供給価格超過した場合には数量増加によって、需要価格供給価格の差が訂正されるような関係になっていること。

※この「均衡の安定性」の解説は、「需要と供給」の解説の一部です。
「均衡の安定性」を含む「需要と供給」の記事については、「需要と供給」の概要を参照ください。

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