地区駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:42 UTC 版)
JR東日本の場合、管理駅を地区ごとにまとめ、その中で重要な駅を地区駅とし、その地区駅の駅長は「地区駅長」を兼務する。例えばJR東日本仙台支社古川地区の地区駅長は古川駅長が兼務し、石巻駅・小牛田駅・くりこま高原駅を統括している。各地区ごとに地区指導センター、地区センター、サポートセンター等の後方支援業務を中心に行う部署を設置している支社もある。 JR東日本新潟支社のように周辺駅管理業務を地区駅に集約し、地区駅以外の直営駅は自駅単独管理となっているケースもある。例えば酒田地区は酒田駅と鶴岡駅が直営駅としてあるが、鶴岡駅は自駅のみ管理し、その他の無人駅・簡易委託駅・業務委託駅の管理はすべて地区駅である酒田駅が管理駅として行っている。 なお、会社ごとで用語・体制が異なるためか、JR西日本の場合は、JR東日本での「地区駅」に相当する駅(鉄道部制の線区・区間でも管理駅が複数ある場合もあり)を「管理駅」とし、その傘下にある拠点駅を「地区駅」として駅長(部内的には管理駅の助役)を配置して、管理業務を分担している。
※この「地区駅」の解説は、「日本の鉄道駅」の解説の一部です。
「地区駅」を含む「日本の鉄道駅」の記事については、「日本の鉄道駅」の概要を参照ください。
- 地区・駅のページへのリンク