国防軍の発足
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1935年3月16日にヴェルサイユ条約軍備制限条項の破棄(再軍備)が宣言されると、軍はReichswehr(ライヒスヴェア)からWehrmacht(ヴェアマハト)へと改名される。陸軍、海軍の名称も下記のように改名され、空軍の存在も公式に定められた。 陸軍 - Heer(ヘーア) 旧名Reichsheer(ライヒスヘーア) 海軍 - Kriegsmarine(クリークスマリーネ) 旧名Reichsmarine(ライヒスマリーネ) 空軍 - Luftwaffe(ルフトヴァッフェ) 三軍の最高機関としては陸軍総司令部(OKH)、海軍総司令部(OKM)、空軍総司令部(ドイツ語版)(OKL)が設置され、それぞれに総司令官が置かれた。また陸軍の参謀本部も兵務局から改称して復活した。さらに5月21日には、所轄官庁である国防省(ドイツ語版)(Reichswehrministerium)は戦争省(Reichskriegsministerium)へと改称されている。
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