国泰寺町移転と騒音問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:33 UTC 版)
「広島市立中央図書館」の記事における「国泰寺町移転と騒音問題」の解説
1955年(昭和30年)、初代建物の所在地に近い国泰寺町に、石本喜久治の設計による新しい建物が竣工し、当館はこの地に移転した。しかし皮肉なことに、移転して10年が経過した1960年代後半には、急速に進行した都市化が引き起こした問題によって、この地は早くも安住の地ではないことが明らかになった。すなわち、建物の南側に面して新広島バイパス(国道2号線の新線)が開通すると、図書館はこれにともなう騒音問題に直面することになったのである。さらに、1970年代になって政令指定都市への移行をめざした広島市は、この図書館を市内の図書館の中枢的施設として位置づけ、機能を拡張することになった。このため、当館は国泰寺からの再移転、および施設拡充による新開館が決まった。
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