器の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 04:44 UTC 版)
形状は円形ばかりでなく、小判型や矩形など様々で料理に合わせて使用されている。9寸(約27センチ)程度の小ぶりな器もあるが、今日では活け作り以外の皿鉢では一尺三寸(39センチ)がほぼ標準となっている。あまり小さな器は皿鉢と言わなくなっているものの、明確な区分は設けられていない。 皿鉢の大きさ 一尺二寸(36センチ) 一尺三寸(39センチ) 一尺五寸(45センチ) 一尺八寸(54センチ) 二尺(60センチ) 二尺三寸(69センチ) 三尺(90センチ) 三尺を越える大皿は非常に高価で、料理には用いられず家宝的な扱いとなっているものもある。 また、食卓が普及してからはそれに並べられる事が多い皿鉢だが、かつては皿鉢一枚ずつを「物据(ものすえ)」という皿鉢専用の塗り物の台に置いて座敷に並べられていた。
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