喜 (仏教)とは? わかりやすく解説

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喜 (仏教)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/03 09:36 UTC 版)

仏教用語
ムディター
パーリ語 मुदिता, Mudita
サンスクリット語 मुदिता
英語 Sympathetic joy
クメール語 មុទិតា
(Mutita)
ベトナム語 hỳ
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(き、: パーリ語: muditā ムディター, 英語: empathetic joy)とは、仏教の概念で人々(生きとし生けるもの)の喜びにみずからも喜ぶ心を持つこと[1]

四無量心四梵住)としてまとめられる4つ徳目「・喜・」(じ・ひ・き・しゃ)の3つ目。

慈愛の瞑想

上座部仏教テーラワーダ仏教)圏では、ウィパッサナーの基礎として、慈愛の瞑想(mettā bhāvanā, 慈悲の瞑想とも)と呼ばれる瞑想が行われる[2]。これは名称としては「慈(慈愛)」(メッター)のみが前面に出て来るが、内容的には四無量心の「慈・悲・喜・捨」全ての要素が含まれており[3]、「喜」の要素も含まれている。

脚注

  1. ^ 大南龍昇「四無量心」 - 新纂浄土宗大辞典、浄土宗。
  2. ^ ウ・ジョーティカ 『自由への旅』 魚川祐司訳、新潮社、2016年12月、pp.121-124。
  3. ^ 慈悲喜捨の冥想 - 日本テーラワーダ仏教協会

「喜 (仏教)」の例文・使い方・用例・文例

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