呼称と日本語における表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/26 15:58 UTC 版)
「マリノス (古代の地理学者)」の記事における「呼称と日本語における表記」の解説
マリノスは、ローマ時代の中東ギリシア文化圏の人物であり、古代ギリシア語にもとづいてマリノス (Μαρῖνος) とも、ラテン語によってマリヌス (Marinus) とも呼ばれ、英語などでも Marinus と表記される。また慣例的にマリーノなどと呼ぶこともある。 マリノスは、ローマ帝国の属州のひとつであったシリア属州のティール(現在はレバノン領)の出身であった。ティールは古代ギリシア語の表記ではテュリオス (Τύριος Týrios)、現代のギリシア語の表記ではテュロス (Τύρος Týros)、ラテン語ではティルス (Tyrus) となり、世界遺産となっている遺跡としての名称はティルスとされる。さらに慣用的にティレなどと表記されることもある。 このため、日本語でこの人物に言及する場合には、テュロスのマリノス、ティレのマリヌスなど様々な表記が用いられることがある。
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