味覚嫌悪
【英】Taste Aversion
読み方:みかくけんお
ある食物を摂取したのち、有害刺激(たとえば、X線照射やリチュウム投与)による嘔吐などを経験させると、その後再びその食物に接しても摂食を拒否する現象をいう。Garcia & Koelling(1967) が初めてこの現象に報告したことからガルシア効果、あるいは条件性味覚嫌悪学習、食物嫌悪条件づけといわれることもある。この現象の一般的な特徴として、次の3点がある。①食物の摂取から有害刺激の提示までの遅延時間が2時間以上に及んでも、学習が可能であること。②学習はきわめて速やかに成立すること。多くの場合、1回の対経験(食物-有害刺激の対提示)で学習が成立し、いわゆる1試行学習がみられる。③消去抵抗がきわめて大きいこと。
読み方:みかくけんお
ある食物を摂取したのち、有害刺激(たとえば、X線照射やリチュウム投与)による嘔吐などを経験させると、その後再びその食物に接しても摂食を拒否する現象をいう。Garcia & Koelling(1967) が初めてこの現象に報告したことからガルシア効果、あるいは条件性味覚嫌悪学習、食物嫌悪条件づけといわれることもある。この現象の一般的な特徴として、次の3点がある。①食物の摂取から有害刺激の提示までの遅延時間が2時間以上に及んでも、学習が可能であること。②学習はきわめて速やかに成立すること。多くの場合、1回の対経験(食物-有害刺激の対提示)で学習が成立し、いわゆる1試行学習がみられる。③消去抵抗がきわめて大きいこと。
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