吸血鬼の概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 09:39 UTC 版)
「BLACK BLOOD BROTHERS」の記事における「吸血鬼の概念」の解説
本作に登場する吸血鬼は「血統によって異なる特性や宿命を持ち、それ故に血や血統を何よりも重んじる」と言う本作独特の概念を持ち、個人個人の個性や精神を尊重する人間とは対照的な種族として描かれている。日光を浴びると灰になる、などの一般的な吸血鬼のイメージは、本作の物語の中では「吸血鬼の実在が発覚する以前に形成された誤ったイメージ」として扱われている。例として、人間が吸血鬼になるのは「吸血鬼に血を吸われた時」ではなく「吸血鬼の血を飲んだ時」となっており(吸血鬼の力の源である血を体の中に取り込むことでその力を得る、と言う理屈である)、こうした独自の設定から、血統の特性として「血を吸った相手を吸血鬼に変える=生きている限り際限なく吸血鬼を増やす」「ほかの血統の吸血鬼も自分と同じ血統に染める」と言う能力を持つ「九龍の血統」(クーロン・チャイルド)と呼ばれる吸血鬼の血統が、異端の存在としてストーリー上の敵役となっている。
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