吸入性粒子、吸入性粉塵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:05 UTC 版)
「粒子状物質」の記事における「吸入性粒子、吸入性粉塵」の解説
吸入性粒子、吸入性粉塵(RSP)とは肺の奥に達して沈着する可能性のある微粒子。健康への影響の観点から定義したもの。5µm以下の微粒子が主であるが、それより大きなものも重量や形状、(個人によって異なる)呼吸の速さによっては肺に到達しうる。例として、ISO 7708に定められている「吸入性粉塵」は「相対沈降径(空気動力学径)4µmで50%の捕集効率をもつ分粒装置を透過する粉塵」であり、日本の労働安全衛生法下の「作業環境測定基準」にも採用されている。
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