名曲喫茶ルネッサンスに見られるクラシックの影響
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「名曲喫茶ルネッサンス」の記事における「名曲喫茶ルネッサンスに見られるクラシックの影響」の解説
店内には、名曲喫茶クラシックの店主であった美作七郎の作品が飾られており、七郎が描いた絵や、ザルを用いて作成した照明器具が置かれている。そのほかにも、七郎自身が作成した真空管アンプや、彫像と洗面器を組み合わせて作った蓄音機、美作父娘のポートレートなどもある。また、クラシックにあった調度品も引き継がれており、水平でないテーブルや革の破れたソファ、クラシックの看板などが置かれている。なお、リクエスト用のレコードリストも、七郎の手書きのものを用いており、さらには照明の明るさもクラシックに近づけている。店主はインタビューに対し「真空管のアンプだけは長時間対応できるように新しく買い足しましたが、コーヒーの味や、什器、レコードはすべて『クラシック』時代のものです」「変える必要なんてなにもないんです。本当はクラシックがそのまま残ればいちばんよかったなって思っているのですから」と語っている。また、店内にあるLPはクラシックから引き継いだものであるが(SPは名曲喫茶ヴィオロンが引き継いでいる)、それらのジャケットは七郎により破棄されており、オリジナルのケースに入れられている。 なお、2017年9月8日から2018年3月25日にかけて、同じくクラシックと縁があった名曲喫茶ヴィオロン 、名曲喫茶でんえんとともに、美作の生誕110年を記念した作品展を開催した。
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