名古屋市の学校給食とミルメーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 03:35 UTC 版)
「ミルメーク」の記事における「名古屋市の学校給食とミルメーク」の解説
2016年の報道によれば、愛知県では名古屋市以外の全市町村がミルメークを採用しているが、製造元の本社のある名古屋市では採用がなかった(2018年1月時点の報道によれば、校長の裁量で採用している小学校があったという)。これは、名古屋市教育委員会に「牛乳は白いまま、本来の味をそのまま味わってほしい」という方針があったためである。また大島食品工業側も、創業者の友人が名古屋市役所に多かったため、その関係で採用されたと思われないよう、積極的な売り込みを遠慮した事情があったという。 2018年の名古屋市議会で、飲み残された牛乳の問題が取り上げられ(名古屋市の小学校では2017年度に推定84万本、約4300万円分の牛乳が飲み残されて廃棄された)、対策としてミルメークを代表格とする牛乳用調味料の導入が検討されることとなった。2019年秋に試験導入が実施された際には、SNSなどでも話題となった。試験導入の結果などを踏まえて、教育委員会が本格的に導入するかどうかを検討する予定となっている。
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