つり‐ぶね【釣(り)船/釣(り)舟】
吊舟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 00:25 UTC 版)
かつては徳島県那賀郡相生町など(現那賀町)に「吊舟(つりふね)」と称する人力の索道がいくつかあった。当初は野猿と同様のものであったが、戦後に鉄製の搬器で自転車のようにサドルとペダルを備え足で操作することによって進むものが現われた。観光施設などではなく、最後まで町道にも指定された生活の足であった。橋の整備により次第に数を減らし、末期は川浦地区と国道を結ぶ「川浦の吊舟」のみが残されていたが、1999年に橋の整備により廃止、撤去された。
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