吉野恭平とは? わかりやすく解説

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吉野恭平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 00:02 UTC 版)

吉野 恭平
大邱FCでの吉野恭平(2025年3月)
名前
愛称 キョーヘイ
カタカナ ヨシノ キョウヘイ
ラテン文字 YOSHINO Kyohei
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1994-11-08) 1994年11月8日(30歳)
出身地 宮城県仙台市
身長 182cm
体重 75kg
選手情報
在籍チーム セレッソ大阪
ポジション DF(CB)/ MF(DMF)
背番号 35
利き足 右足
ユース
2001-2006 FC. ASK
2007-2009 A.C Azzurri
2010-2012 東京ヴェルディユース(神奈川県立菅高等学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2013 東京ヴェルディ 9 (0)
2014-2019 サンフレッチェ広島 36 (0)
2014 東京ヴェルディ(loan 14 (1)
2014-2015 Jリーグ・アンダー22選抜 5 (0)
2016-2017 京都サンガF.C.(loan) 47 (1)
2020-2022 ベガルタ仙台 68 (4)
2023 横浜FC 24 (1)
2024-2025 大邱FC 46 (7)
2025- セレッソ大阪
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月14日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

吉野 恭平(よしの きょうへい、1994年11月8日 - )は、宮城県仙台市出身のプロサッカー選手[1]Jリーグセレッソ大阪所属。ポジションはディフェンダー(センターバック)、ミッドフィールダー(守備的ミッドフィールダー)。

来歴

プロ入り前

小学生時代は仙台市青葉区を拠点に活動しているFC.ASKに所属[2][3]。中学生時代は鈴木武一が代表を務めるA.C Azzurriに所属、2009年中学3年時にはキャプテンを務め、チームの同年度のクラブユース選手権初出場に貢献した[1][4]。進学に際し、鈴木から東京ヴェルディユースの入団テストを受けるよう勧められる[1]

2010年、東京ヴェルディユースへ入団[1][2]。同期に、中島翔哉前田直輝ポープ・ウィリアム安在和樹楠美圭史フェアー・モービーら。同年、高校1年時から年代別代表候補となり、以下続けて選ばれている[1]2011年クラブユース選手権優勝、2012年高校3年にはキャプテンを務め高円宮杯プレミア東優勝に貢献した[5]。また2012年にはトップチームに2種登録されている。

プロ入り後

2013年、東京Vのトップチームに昇格。楠美、安在、中島、ポープ、前田とともに昇格している[5]。シーズン終盤には先発に抜擢され、1年目から9試合に出場した。2014年1月には3年後のリオデジャネイロオリンピック出場を目指すU-21日本代表に選出され、AFC U-22アジアカップ2013に出場した。この間、東京Vは深刻な資金難に悩まされ、移籍を余儀なくされた[6]

2014年2月、サンフレッチェ広島へ完全移籍。移籍金は2,000万円(推定)[6]。なお2014年シーズンは「広島からのレンタル移籍」としてそのまま東京Vに残留し、保有権のみが広島に移る形となる[2]。同年8月、当初2015年1月までの予定だったレンタル移籍の終了を早め、2014年シーズン途中より広島に移籍[2]。2016年、4月29日の第9節ジュビロ磐田戦で3バックの一角としてJ1リーグ初先発を飾る。

2016年7月25日、京都サンガF.C.へ期限付き移籍。京都では主にボランチとして先発出場した。

2018年より広島に復帰[7]。 2018シーズンは、主に試合を締める‘ クローザー’として起用される。

2019年、背番号を23から5に変え、3バックの真ん中のリベロで開幕スタメンを掴む。開幕から12戦連続先発と好調なスタートを切ったが、7月以降は出番が激減。2試合の出場にとどまった。

2019年12月24日、ベガルタ仙台へ完全移籍[8]

2022年12月14日、横浜FCへ完全移籍[9]

2024年1月5日、Kリーグ1大邱FCへ完全移籍[10]

2025年6月4日、セレッソ大阪へ完全移籍[11]

人物

  • 2023年12月16日、女子プロゴルファーの松森彩夏と結婚したことを明らかにした[12][13]

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2013 東京V 23 J2 9 0 - 1 0 10 0
2014 2 14 1 - 1 0 15 1
広島 38 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2015 0 0 2 0 2 0 4 0
2016 23 2 0 - - 2 0
京都 37 J2 13 0 - 2 0 15 0
2017 5 34 1 - 1 0 35 1
2018 広島 23 J1 18 0 6 0 3 0 27 0
2019 5 16 0 0 0 1 0 17 0
2020 仙台 16 14 0 1 0 - 15 0
2021 31 2 2 0 0 0 33 2
2022 J2 23 2 - 1 0 24 2
2023 横浜FC 27 J1 24 1 3 0 0 0 27 1
韓国 リーグ戦 リーグ杯 FA杯 期間通算
2024 大邱FC 5 Kリーグ1 30 5 - 1 0 31 5
2025 16 2 - 1 0 17 2
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2025 C大阪 35 J1
通算 日本 J1 105 3 14 0 6 0 125 3
日本 J2 93 4 - 6 0 99 4
韓国 Kリーグ1 46 7 - 2 0 48 7
総通算 244 14 14 0 14 0 272 14
  • 2012年はユース所属

その他公式戦

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 期間通算
出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 期間通算
2014 J-22 - J3 5 0 5 0
2015 0 0 0 0
通算 日本 J3 5 0 5 0
総通算 5 0 5 0

その他

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2016 広島 23 1 0
2019 5 5 0
通算 AFC 6 0

その他の国際公式戦

タイトル

東京ヴェルディユース

代表歴

脚注

  1. ^ a b c d e 【U21】DF吉野、手倉森監督とリオへ”. 報知新聞 (2014年1月17日). 2014年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月10日閲覧。
  2. ^ a b c d 吉野恭平選手育成型期限付き移籍終了のお知らせ”. J's GOAL (2014年8月6日). 2014年2月10日閲覧。
  3. ^ FC.ASK公式ホームページ
  4. ^ トップチーム昇格!!プロ第1号!!”. A.C Azzurri (2012年10月16日). 2014年2月10日閲覧。
  5. ^ a b 東京Vがユース6選手の来季トップ昇格を発表!! 昨季5人、今季4人に続く快挙”. ゲキサカ (2012年10月7日). 2014年2月10日閲覧。
  6. ^ a b 東京V、今度は広島に泣きついた!またも“金の卵”売却の裏に資金難”. スポーツニッポン (2014年2月9日). 2014年2月10日閲覧。
  7. ^ 吉野恭平選手 期限付き移籍より復帰のお知らせ サンフレッチェ広島、2017年12月27日
  8. ^ 吉野恭平選手 完全移籍加入のお知らせ - ベガルタ仙台、2019年12月24日
  9. ^ 吉野恭平選手 ベガルタ仙台より完全移籍加入のお知らせ - 横浜FC、2022年12月14日
  10. ^ 吉野恭平選手 大邱FC(韓国)へ完全移籍のお知らせ”. 横浜FCオフィシャルウェブサイト. 2025年6月4日閲覧。
  11. ^ 吉野 恭平選手 大邱FC(大韓民国)より完全移籍加入について”. セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA (2025年6月4日). 2025年6月4日閲覧。
  12. ^ いつも応援ありがとうございます。 松森彩夏Instagram 2023年12月16日
  13. ^ “女子プロゴルファー松森彩夏、Jリーガー横浜FCの吉野恭平と結婚「明るく楽しい家庭を」”. 日刊スポーツNEWS. 日刊スポーツ新聞社. 16 December 2023. 2023年12月16日閲覧.

参考資料

関連項目

外部リンク




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