古代ローマの拒否権とは? わかりやすく解説

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古代ローマの拒否権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:20 UTC 版)

拒否権」の記事における「古代ローマの拒否権」の解説

古代ローマ政務官護民官限定され全ての政務官拒否権保有していた。基本的に複数人制の各政務官同僚決定に対して拒否権行使することができ、上位政務官下位政務官決定対す拒否権有していた。このため最も下位官職であるクァエストル同僚への拒否権のみを有し、他の政務官への拒否権は持たなかった。逆に同僚持たない独裁官下位全ての政務官拒否権行使でき、かつ護民官含めたあらゆる政務官拒否権通用しない強力な官職であり、それ故任期半年制限されていた。 護民官はその設立経緯からも特殊な官職であり、独裁官を除く全ての政務官元老院決定拒否権行使することが可能であったそれだけではなく護民官主要任務はこうした拒否権使用した否定」の作用であり、それゆえ拒否権護民官の名と共に語られることが多い ローマ帝国成立すると、拒否権皇帝特権となった

※この「古代ローマの拒否権」の解説は、「拒否権」の解説の一部です。
「古代ローマの拒否権」を含む「拒否権」の記事については、「拒否権」の概要を参照ください。

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