取水温度問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 22:30 UTC 版)
2003年4月から2006年11月にかけて、温度監視装置の海水取水温度表示を0.9℃高く設定していたことが発覚した。中国電力は山口県及び下関市と締結した公害防止協定に基づき、取放水温度差を7度以下とすることとなっていたが、山口県の調査により、この期間に協定値を超過していたケースが43件中24件あったことが明らかになった。中国電力は冷却用循環ポンプの羽根車交換後に協定値を超過するケースが増加したために故意に行ったものとして県と市に謝罪、法令遵守体制の確立などの再発防止策を表明した。中国電力では同時期に水力発電所でも堆砂量の改ざんなどがあり、批判にさらされている。
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