双方向データ結合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:27 UTC 版)
「AngularJS」の記事における「双方向データ結合」の解説
AngularJSの双方向データ結合は最も注目すべき特長であり、バックエンドのサーバ側が担ってきたテンプレーティングの責任を大いに軽減するものである。その代わり、テンプレートはモデル内で定義されたscopeに含まれるデータに基づき、プレーンHTML内で書き込まれる。AngularJSの$scopeサービスがモデル部分の変更を検知し、コントローラを介してビュー内のHTML表現を変更する。同様に、ビュー側になされた全ての変更は、モデル側に反映される。これで積極的にDOMを操作する必要性を回避して、それによってウェブアプリをブートストラップしたり迅速にプロトタイプを作ったりすることを容易にしている。 AngularJSは、以前の処理で格納された値と現在の値をダーティ・チェック (dirty check) で比較して、モデルの値の変更を検出する仕組みである。この点、Ember.jsやBackbone.jsの、モデルの値が変更されたときにリスナーを叩く仕組みとは異なる。
※この「双方向データ結合」の解説は、「AngularJS」の解説の一部です。
「双方向データ結合」を含む「AngularJS」の記事については、「AngularJS」の概要を参照ください。
- 双方向データ結合のページへのリンク