厳島神社の内侍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/17 23:32 UTC 版)
厳島神社の女性神職(巫女)で、神事のほかに、同神社に参籠する貴人の旅情を慰めるために今様を朗詠したり舞楽などを行った。『厳島道芝記』の社家供僧内侍並諸役人神人之名の条には、一﨟から八﨟までの内侍の名を挙げ、これを「八乙女」と称し、また「本内侍」と称したことが見え、このほかにも「和琴内侍」や「韓神内侍」など、その数は十数人にも及んでいた。なお、平清盛の第7女で後白河院に召された御子姫君は、安芸守時代の清盛と、厳島内侍の間の子であるという。
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