原子力発電に関する批評
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 03:23 UTC 版)
原子力政策に対する基本姿勢としては、原研に所属していた(後述)ことからも分かるように、本来的には原発を推進する側に軸足を置いており、その安全性をチェックするという立場からの評論を行ってきている。従って、反原発側ではないが、単純な推進側論者でもない。月刊誌『DIAMOND BOX』誌上では、フランスの原子力政策について触れて、フランスほどに原子力発電に依存する事には疑問を感じていると、発言している。又、旧ソ連型原発の危険性については、その危険性について、反原発派の論者以上とも言える警告を著作(『旧ソ連型原発の危機が迫っている』)の中で展開している。反原発派に対しては、広瀬隆にたいしては批判的な一方、高木仁三郎に対しては、論敵であるにも関わらず、称賛をするなど、是々非々的な態度で臨んでいる。
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