印刷工程での版下作成の現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 15:52 UTC 版)
版下作成は版下作成機によって自動化が進められていたが、現在ではDTP化により、直接製版フィルムを出力する、もしくは直接プレート(刷版)に出力することがほとんどとなり、一貫体制で運営される印刷や出版などの事業所では従来の版下工程自体が消え去った。 ただし少部数印刷などでは、プリンタ出力をそのまま完全版下として用いることも多い(黎明期のDTPが「パソコン版下作成機」と言われたように)。その場合でも、高解像度で網点を出力できるプリンタと高精度の製版カメラがあれば充分なクオリティを保つことができる。
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