南スラヴ諸語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/28 08:34 UTC 版)
「望む・欲する」という動詞を助動詞として用いる。この点は英語のwillに似ている。セルビア語・クロアチア語では助動詞は人称変化し不定詞と結びつくが、マケドニア語とブルガリア語は不定詞を欠いているため現在形と結びつき、助動詞は人称変化を失っている(直説法未来の場合)。完了体動詞の現在形は原則として従属節で用いられ、主節ではそれだけで未来を表せない。ロシア語のбытьの未来形にあたる活用形はコピュラ動詞の完了体とされ、セルビア語・クロアチア語では完了分詞(過去分詞、L分詞とも)と結びつき「第二未来形」を作る(未来完了形に該当)。
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