千万町の神楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 00:28 UTC 版)
「八剱神社 (岡崎市千万町町)」の記事における「千万町の神楽」の解説
4月16日に近い日曜日に春の大祭が行われる。この大祭で奉納される神楽は、1964年(昭和39年)3月23日、「千万町の神楽」という名称で愛知県無形民俗文化財に指定された。史料としては1751年(宝暦元年)の文書に、この年の祭礼に神楽を舞ったことが書かれている。 春の大祭の当日は、朝9時から神社境内の矢場で祭礼弓の参加者が弓射を始める。金的が上がる(的に当たる)まで、神輿渡御の出立はできないとされる。金的を上げた者は介添えを伴い拝殿にて金的奉納(祝的の儀)を行い、餅と酒一升を賜る。神事の後半で神楽が奉納される。千万町町神楽は県下で一番長く続く嫁獅子神楽と言われている。定刻とされる14時頃に送り囃子が演奏される中、町内の若宮社を目指して神輿渡御が行われる 。
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