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北村孝治郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 14:07 UTC 版)

北村 孝治郎(きたむら こうじろう、1894年4月18日 - 1969年12月25日 )は、日本銀行家経営者滋賀銀行頭取を務めた。

来歴・人物

滋賀県大津市出身[1]1917年東京帝国大学独法科を卒業[1]横浜正金銀行での勤務を経て、1953年4月に滋賀銀行監事に就任し、1957年10月には頭取に昇格[1]1963年10月には会長に就任[2]。75歳没。

横浜正金銀行からスイス国際決済銀行 (BIS)に派遣されていた1945年、同じく派遣者の吉村侃とともに、スイス駐在公使の加瀬俊一(しゅんいち)およびスイス駐在陸軍武官の岡本清福の支援を得ながら、スウェーデンからBISに派遣されていたペール・ヤコブソンを介して、アメリカの諜報機関戦略情報局 (OSS)のアレン・ウェルシュ・ダレスとの間で日本の終戦工作を(ヤコブソンが別々に日本とアメリカの関係者と会合する形で)おこなった[3]

脚注

  1. ^ a b c 興信データ株式會社 1968, き93頁.
  2. ^ 『滋賀銀行 五十年史』p540
  3. ^ 竹内修司『幻の終戦工作 ピース・フィーラーズ 1945夏』(文春新書、2005年)に詳述されている。

参考文献

  • 興信データ株式會社『人事興信録 第23版 上』興信データ、1968年。 
ビジネス
先代
岩波守文
滋賀銀行頭取
1957年 - 1963年
次代
嶽山貞治郎



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