北九州市立いのちのたび博物館とは? わかりやすく解説

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北九州市立いのちのたび博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 15:44 UTC 版)

北九州市立いのちのたび博物館
Kitakyushu Museum of Natural
History & Human History
外観
(2017年3月2日撮影)
施設情報
正式名称 北九州市立自然史・歴史博物館
愛称 いのちのたび博物館
前身 北九州市立歴史博物館
北九州市立考古博物館
北九州市立自然史博物館
専門分野 歴史学考古学自然科学
来館者数 7,722,812人(令和3年度)
館長 伊澤 雅子
学芸員 自然史/11名、歴史/9名(令和4年3月現在)
事業主体 北九州市
管理運営 北九州市
年運営費 332,719千円(令和3年度)
建物設計 久米設計
延床面積 16,947m2(地上3階)
開館 2002年(平成14年)11月3日
所在地 805-0071
北九州市八幡東区東田2-4-1
位置 北緯33度52分9秒 東経130度48分30秒 / 北緯33.86917度 東経130.80833度 / 33.86917; 130.80833座標: 北緯33度52分9秒 東経130度48分30秒 / 北緯33.86917度 東経130.80833度 / 33.86917; 130.80833
アクセス JR鹿児島本線スペースワールド駅より徒歩5分
外部リンク www.kmnh.jp
プロジェクト:GLAM
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北九州市立いのちのたび博物館(きたきゅうしゅうしりついのちのたびはくぶつかん)は、福岡県北九州市八幡東区東田にある公立の博物館である。

正式には北九州市立自然史・歴史博物館(きたきゅうしゅうしりつしぜんし・れきしはくぶつかん)と称する。

概要

この博物館は、元々は以下の3つの博物館に分かれていた。

北九州市では東田地区文化施設整備構想検討委員会の提言(SHINE構想)に基づきこれらを集約した上で、新たに20世紀の北九州市を支えた産業の歴史を加え、太陽系の誕生から現代に至るまでの歴史を展示する場所として新たな博物館を作ることとなり、新日本製鐵八幡製鐵所の工場跡地の一角に建設された。

建物は、2001年に開かれた北九州博覧祭で恒久施設として建設され、会場の現地本部として使われたものであり、博覧祭期間中も一部スペースで「プレオープン」として関連展示を行っていた。その後、博覧祭終了後の2002年11月3日に正式オープンした。

常設展として、自然史部門では恐竜をはじめとした様々な生物を展示しており、歴史部門では「路」をテーマに東アジア世界での文物の交流をテーマとした展示をしている。生命の歴史をテーマとしたアースモールでは展示空間の大きさを生かし、スーと呼ばれるティラノサウルスをはじめ恐竜の等身大全身骨格復元の展示も行われている。また、かつてスペースワールドで展示していた月の石の常設展示も行っていたが、その後は近隣のスペースLABOに移管されている。その他随時特別展を開催している。

北九州市の市制50周年と開館10周年を記念して2013年3月23日にリニューアルオープンした[1]。さらに2023年にも市政60周年と開館20周年に合わせてリニューアルされている[2]

利用案内

  • 所在地 : 〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
  • 開館時間 : 9時から17時(入館は16時30分まで)
  • 休館日 : 年末年始、害虫駆除期間(6月下旬の1週間程度)
  • 入館料 : 大人600円、大・高校生360円、小・中学生240円、幼児・障がい者(障害者手帳所持者)は無料、65歳以上(適応条件有り)は7割引。
    • 団体割引(全体で30名以上)は2割引。
    • 特別展示は別途定める。

沿革

  • 1975年(昭和50年)8月1日 - 北九州市立歴史博物館開館
  • 1978年(昭和53年)4月 - 戸畑市民会館内に「自然史博物館開設準備室」設置
  • 1981年(昭和56年)5月2日 - 北九州市立自然史博物館が八幡駅ビルの 2・3・4 階を仮施設として開館
  • 1983年(昭和58年)8月1日 - 北九州市立考古博物館開館 九州最初の考古学専門博物館として小倉北区金田一丁目に開館
  • 1996年(平成8年)10月 - 「東田地区文化施設整備構想検討委員会」(委員長 有馬朗人 東京大学名誉教授)、シャイン博物館構想を報告
  • 1999年(平成11年)6月 - (仮称)北九州市立自然史博物館・歴史博物館起工
  • 2001年(平成13年)3月 - (仮称)北九州市立自然史博物館・歴史博物館の建物が竣工
  • 2002年(平成14年)11月3日 - 北九州市立自然史・歴史博物館 開館(小野勇一館長)
  • 2010年(平成22年)4月 - 伊藤明夫館長が就任
  • 2012年(平成24年)12月3日 - リニューアル工事閉館
  • 2013年(平成25年)3月23日 - リニューアルオープン
  • 2015年(平成27年)4月 - 上田恭一郎館長が就任
  • 2023年(令和5年)2月 - リニューアル工事閉館
  • 2023年(令和5年)3月4日 - リニューアルオープン

交通

周辺施設

ギャラリー

脚注

外部リンク


北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:47 UTC 版)

北九州市」の記事における「北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)」の解説

自然史系の博物館としては国内第二位規模を持つ。多種多様生物骨格標本本物見紛うばかりの迫力ある恐竜ショー楽しめるエンバイラマ館や、日本に2カ所しかない月の石などがみどころ

※この「北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)」の解説は、「北九州市」の解説の一部です。
「北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)」を含む「北九州市」の記事については、「北九州市」の概要を参照ください。

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