勝連沖埋立案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 05:23 UTC 版)
2005年、政治学者で大阪大学大学院助教授(当時)のロバート・D・エルドリッヂ(元在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長)が提案した移設案である。エルドリッヂ案は、勝連半島沖に人工島を作り、大規模施設を建築して、那覇空港の航空自衛隊および米軍嘉手納基地のF-15部隊を移して自衛隊管理下の基地に基地機能を集約した「勝連構想」を提案。しかし、うるま市を含め、勝連沖案は海兵隊だけでなく、自衛隊を巻き込む構想であり調整がさらにややこしく、結局、2006年の日米合意には反映されなかった。 また、2009年2月、鳩山由紀夫(当時は民主党幹事長)及び沖縄県選出議員に政策提言を行っていた ため、その後、鳩山政権時の平野博文官房長官 や沖縄商工会議所名誉会頭の太田範雄等が自身の案 としてメディア等に喧伝していた。
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