動物・植物の生物多様性の凍結保存
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:12 UTC 版)
「胚」の記事における「動物・植物の生物多様性の凍結保存」の解説
遺伝資源の凍結保存(英語版)とは、動物や植物種の胚、種子、配偶子などの生殖材料を採取して、将来の利用のために低温で保存することである。大規模な動物種の冷凍保存の取り組みとしては、イギリスのFrozen Ark (en:英語版) 、アラブ首長国連邦のBreeding Centre for Endangered Arabian Wildlife(BCEAW)、アメリカのサンディエゴ動物園保存研究所など、世界の各地に「冷凍動物園」がある。2018年の時点で、特に大量絶滅やその他の世界的な緊急事態の発生に備え、植物の生物多様性を保存し保護するために約1,700の種子バンクが運用されている。ノルウェーのスヴァールバル世界種子貯蔵庫は、植物の生殖組織の最大のコレクションを維持しており、100万以上のサンプルが−18 °C (0 °F)で保存されている。
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